忘れないように

舞台や映画やDVDなどの自分用メモ

STAGE12 vol.12 グランドハウストーキョー

2014年4月12日13時公演
北沢タウンホール小劇場B1

村田充さんが出演された舞台にはじめていってきました。
今作がどうやらSTAGE12シリーズの最終章になるそうなのですが、以前を知らないので、繋がりがあるのか、ないのかわからず。
ただ、充さん主演と聞いて買ったvol.4は全然違う話のようでしたが、充さんの役名が今回と同じでした。

そして、小劇場とは聞いてましたが思ってたより客席が近くてびっくり。
内容は、DVD欲しい!というかもう一回みたい!と思うくらいには面白かったです。
充さんもかっこよくかわいく、あざとく…笑
とても素敵でした!


以下、口調ばらばらでかなり読みにくい文章で、感想というかうろ覚えなストーリーを結構がっつり書いています。
ネタバレとなりますのでご注意下さい。
また、かわいいを連呼していますのでそういうの苦手な方もご注意ください。






グランドハウストーキョーは、シェアハウスをしている人達の物語。

【出演者:役名】※敬称略
小川麻琴:麻衣
紅葉美緒:竹中武志
木村敦:リョウ
平田弥里:楠木由美
小谷昌太郎:二ノ宮勇人
遠藤巧磨:川西
知名えりか:高野智子
恵理須:ミカ
中島大和:金山仁
卓:大谷修平
村田充:ゴウ


暗転後、血だらけで瀕死状態の男に刺されている背の高い男、リョウが現れる。
二人とも力尽きて倒れてたところに、リョウの彼女智子が登場。発見して泣き崩れる。

場面変わって、シェアハウスのリビングにて、智子の誕生日パーティー。(以降、このリビングで物語は進んでいく)
智子は、彼氏が既に亡くなってしまったことを受け入れられず、リョウがそこにいるかのように振る舞っている。他の住人は、各々思うところはありつつ、見守っている状態。

誕生日パーティーも終わって、皆が部屋に戻り、死んだはずのリョウだけがリビングに残る。(同じ日だと思うんだけど定かではないです…)

そこでノック(かインターフォン…)の音が。誰もでないのでリョウが出ると、そこにはスーツを着たリョウより更に背の高い男(ゴウ)が。
待ちに待った充さん登場。髪のセットが所々跳ねてるようになってて可愛かった。
ゴウは、ずかずかと遠慮なく部屋に入りソファーに座る。
聞くと、シャアハウスの新しい住人とのこと。
智子しか見えてないはずのリョウの姿が見えているゴウ。
ゴウ登場シーンはちょっと興奮しすぎてびっくりするぐらい内容を覚えていないのですが、確かそのあと智子かミカが来て、お茶を出すも、マイコップじゃないと飲めないと言って鞄からコップを出して入れ換えるのに、結局飲まなかったり、お菓子をもぐもぐしていたりして可愛かった。
そして、日本語がとても危うい。
年齢を聞かれて28歳と答えたり、どう見ても怪しい男。

その後どうやって退場したのか覚えておらず

この場面だったと思うのですが、何かを出そうとして、AV(だと思う…)出しちゃって、それをリョウに見られてあせってる姿もかわいかった。


多分次の日、
麻衣と武志は付き合っているが、最近ギクシャクしている様子で、ついに麻衣がシェアハウスから出ていってしまう。
知り合いの探偵に捜索を頼むけれど、最近麻衣は武志に挨拶もしない程冷たかったと知った探偵(金山)には、ただ逃げられただけだと真面目に取り合ってもらえない。
そんななか、何故かゴウが、迷子のマイチャンを連れてきた。
迷子のマイチャンって言い方可愛かった。
出ていったのは二人の記念日を祝わなかったからだと思った武志は、帰ってきた麻衣に指輪を渡すも、麻衣はわざと指輪を落としてしまう。
しかし武志は怒らない。そんな武志に麻衣はキレる。
「なんで、何をしても怒らないの?本当の自分を偽ってるから、怒れないんでしょう?」と詰め寄るも、そんなことはない、と武志は否定する。確かそこで麻衣は部屋に戻ってしまう。
麻衣は、武志にずっと騙されている、と思って怒っていた。


麻衣を探している間、金山と社長令嬢だけど幼い子供のようなことしか話さない由美の話があり、ここで金山は由美のその様子は作っているものだということを密かに見抜ぬく。
どうしたら正気じゃないふりをやめられるんだ?という金山の問いに、「何があっても私を守ってくれるスーパーマンが現れたら」(残念なうろ覚え)と答える由美。

実は金山は由美の幼なじみの勇人に依頼を受けていて、由美は本当は正気なのではないかということを調べていた。
勇人は由美のことをずっと好きだったけれど、言えずにいる。

由美は、昔ある人が好きで、気を引きたくて自殺未遂をした。それを助けたのが勇人。でも由美は自分が自殺未遂を起こしたことをショックで忘れてしまい、自分でつけた腕の傷を勇人がつけたと思い込んでしまっている。
勇人が命を助けてくれたのに、勇人にまた殺されないように正気じゃないふりを続ける由美…
勇人さん、不憫すぎる…

個人的にはこの2人+金山さんの話が一番すきでした。由美も可愛そうだけど、勇人もかわいそうで、幸せになって欲しい!という感じ。

金山と由美のシーンで、金山が雑誌を見ながら、「俺もたまにはにゃんにゃんしたいなぁ」とか独り言を言ったあとに、由美が遊びの意味で「にゃんにゃんしよう!」と言ってたのは面白かった。
このとき由美が正気だったと知ったら更に笑える・・・。


麻衣とリョウの話。
リョウが借金をしてしまったから、お金を貸してくれと麻衣に頼むが、何に使ったのかすら教えてくれないリョウに、麻衣は貸すことを拒む。
そんななか、誕生日のことや、結婚のことなど持ち出すと、途端に暗い顔になり、どこかへ行ってしまうリョウに、もうリョウのことは忘れるべきだ…と悩む麻衣。
武志のアドバイスのもと、新しい彼氏を探そうとする麻衣。目をつけたのが、なんとゴウさん。
麻衣の、私の彼氏になって、とのお願いにゴウは了承するも、彼氏という言葉の意味すら知らない様子。
ひたすら、「私は麻衣の彼氏だ」(うろ覚え)という台詞を繰り返すゴウ。(笑)
この発言から、麻衣と武志も巻き込んで、わけのわからない展開に。

武志はどうしたら麻衣の心が戻ってくるか悩み、愛の言葉を綴った紙をゴウに託し、代わりに伝えてもらうことに。
見ているこっちは不安しかない。(笑)
言葉は忘れちゃったけど、「愛してる、それは偽りない真実だ」的な内容だった気が…本当はもっと長いです。
このとき、その言葉を読む練習をするのだけど、武志の変な言い方の真似を強要されそうになるも、ひたすら拒んでたゴウさんがかわいかった。

で、ゴウは麻衣に伝えるのだけど(なんとあんなに拒んでた言い方で(笑))、その時肝心の、誰から、ということを伝え忘れ、麻衣はゴウの言葉と勘違いしゴウに抱きつく。
武志に騙されてるとおもっている麻衣は、偽りない真実という言葉に心打たれた様子。

それ以降、武志なんか知らない!これからはゴウにする!という感じの麻衣と、ゴウの彼女になった智子たちでばたばた。
ゴウさん、振り回されているようで、何言っても拒まないから逆に皆が振り回されてる感じが面白かった。

あと、どこかの場面で客席(壁)の方をじっと見てるなと思ったら誰かにつれてかれそうになって、「今、ちょうど飛行機雲が…!」と名残おしそそうに言ってみたり、お菓子食べた手をやたら舐めてみたり、ひたすらあざとかった!あ、指なめてたのは、武志に紙をあずかったときかな。
あと何回かほっぺぷくってしてた…かわいい…

4人がばたばたしているうちに、由美が正気だということが、金山のせいで勇人にばれてしまう。
取り乱す由美を、抱き締める勇人。
スーパーマンはこんな近くにいたんだよ!

で、ひとしきり感動したあと、最初にリョウを刺した男と生きてるときのリョウ。
男は借金取り?
リョウは指輪を買うために借金をしていたが、その指輪をもってかれそうになり、男が持っていた刃物を奪って、男を刺してしまう。
呆然としているところで、瀕死の男に刺されてしまい絶命。

ゴウとリョウ。
リョウが、俺は自分が死んでいることを知っている、と。
そういうやつがたまにいる、というゴウ。
それを聞き、あんたは何者だとリョウに聞かれ、ゴウは、神様と答える。
智子の未練が、リョウをひき止めている。という話だった気がする。

渡せなかった指輪をゴウが持っていて、リョウに渡すも、リョウは返してしまう。
ゴウが智子を呼んでくる。とうとうお別れのとき。

で、結構すすり泣きとか聞こえて感動的な場面だったのですが、個人的にはいつまでも忘れられない智子にリョウが、人生そんな甘くねぇんだよ!的なことを言っていて、わざと冷たくいってるんだろうなと思いつつも、個人的には指輪買うのに借金した男が何いってんだ?とか想ってしまい…うーん…そういう問題じゃないのかもしれないけど、もう少し説得力のある言葉をいって欲しかった…。
ただ、智子が立ち直れたのはよかった!
そして指輪を渡さずポケットに入れてはけていくゴウがかっこよかった…
この辺りから、かわいい、から急激に、かっこいい!になったきがする。口調とか仕草とか。気がするだけかもだけど…

で、最後(たぶん)は麻衣と武志。
武志が麻衣に隠していたことは、リストラされたことだった。麻衣に心配かけたくなくて言えなかったと。
麻衣は、隠されたって気づくよ…と呆れつつも、やっと真実を言ってくれた武志の元へもどっていく。

すべて解決して、リビングのソファーで週刊誌読みながらくつろいでゴウに、歩み寄る麻衣。
あんな何者なの?とリョウと同じことを聞くけれど、神様、という言葉では納得してくれない。
うまく書けないのですが、ここのやりとりがすごくよくって!
会社員じゃないでしょ!と詰め寄られても飄々としている感じが前半とはまた違った感じでかっこよかった!
最後は、自分は時空を行き来できる者。と言って、次の場所に行かなきゃと、シェアハウスから去っていきました。

最後の方は更にうろ覚えなのですが、
皆何かしら問題や不安を抱えていたけれど結局は人生や未来は自分次第でどうとでもなる、というお話だったと思います。
ただ、ゴウは、リョウを成仏?させにきたのか、それとも皆を助けに来たのかがわからなかった…うーん、はやくもう一回観たい。

ミカとかゲストさんとか、管理人さんとか、全然書けませんでしたが、特にミカは出てると場が明るくなってよかったなぁ。

最後にトークコーナーがあり、事前に客が書いた質問にいくつか答えてくれました。
そのとき、何故かみつさんだけ私服に。(笑)
スーツだったからかなぁ。

小川さんと共演してみてどうでしたか?という質問に、こうやって一緒に演じてても、ステージとアリーナの関係、と言っていて面白かったです。控え室で、小川さんの後ろで昔のMV?を観ていたのだとか。(笑)

かなり支離滅裂でしたが以上です。
次はチケットとれたら最遊記を観に行きます。
もし行けたら、次はもっとちゃんと書きたい…。


ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました!